LEDシーリングライトの電気代と交換方法
リビングの照明が暗くなってきたので蛍光灯の交換を考えたのですが、以前換えたときにそれほど明るくならず失敗したんですよね(涙)。
そこで最近ではかなりリーズナブルになってきたLED照明を購入しました。
元々使っていた蛍光灯はリビング10畳に対して10畳用でしたが、以前失敗した恐怖から(笑)14畳用を選択しました。
ではこの2つの照明の電気代ってどれぐらいの差があるんでしょうか。
そして蛍光灯からLED照明に交換する方法もご紹介します。
蛍光灯とLED照明の電気代を比較
まずは使っていた蛍光灯と今回購入したLED照明の仕様をご覧下さい。
蛍光灯の消費電力は79W、LED照明の消費電力は53Wとなっています。
ではこれらの電気代はひと月いくらになるのでしょうか。
分かりやすく表にまとめてみました。
※1kWh単価27円、ひと月は30日、1日10時間照明を使った場合の計算です
蛍光灯 | LED照明 | |
消費電力 | 79W | 53W |
適用畳数 | 10畳 | 14畳 |
月額 | 640円 | 430円 |
ひと月の差額は210円となっており、約30%安くなっています。
電気代の差額で購入代金の元はとれるのか
ではこの差額で何年先に元がとれるのか計算してみました。
購入した照明はこちらで11,000円(2017年11月)でした。
Amazon 東芝 LEDシーリングライト 調光・調色タイプ ~14畳
11,000 ÷ 210 = 約52ヶ月(4年4ヶ月)
4年4ヶ月後となりましたが、実際は3年程で蛍光灯を交換するのでその金額も含めると3年半ぐらいで元がとれそうです。
私の場合は2つクラスを上げての14畳用と10畳用を比較していますが、同格であれば差額が増えるので更に短期間になるでしょう。
そしてLED照明の寿命は40,000時間(約10年)と言われていますが、仮に7年で点灯しなくなり買い替えたとしても蛍光灯よりお得になりそうです。
※現在の料金設定での話しです
それでは電気代の事も分かったので、続いて交換方法について説明していきます。
LEDシーリングライトへの交換方法
蛍光灯シーリングライトからの交換はすごく簡単で、要領が分かっている人なら5分も掛からないと思います。
蛍光灯シーリングライトの取り外し
まずは写真のようにセードを左回転させて取り外します。
セードを取り外せたら続いて写真の矢印の位置にあるコネクタをつまみを押さえながら抜きます。
コネクタが抜けたら中央部分にあるアダプタのレバーを外向きに広げて取り外します。
写真のオレンジ矢印のレバーを外向きに広げると、青矢印の引っ掛かりが内側に引っ込み本体が外れるのでしっかり手で支えてから取り外して下さい。
これで取り外しは完了です。
天井の配線器具の確認
蛍光灯シーリングライトを取り外すと天井に付いている配線器具が確認できます。
写真のように天井に直付けされている器具を引っ掛けシーリングボディと言いますが、この器具が付いていればLED照明に付属されている物で簡単に取り付けられます。
実際今回購入した照明に付属されていた配線器具はこちらです。
左側の黒い容器に収まっている器具はアダプタで、蛍光灯で使っていたものと同じ物です。
ちなみに黒い容器は梱包材なのでどこにも使用しません。
そして右側の器具は引っ掛けシーリングボディで、天井から電線だけしかきていない場合などに使う器具です。
使い方は、裏面に天井から出ている電線を差し込み(白線をW側、黒線を無印側)、天井に付属のネジで固定します。
そこにアダプタを取り付ければ本体を取り付ける準備完了です。
私の場合、今回は2つとも付いているので使用しませんでした。
LEDシーリングライトの取り付け方法
基本的に取り外した逆の手順で取り付けれます。
まずは本体をアダプタに取り付けますが、単純にカチッと音がするまで本体を押し上げるだけです。
我が家の場合は引っ掛けシーリングボディが22mmのタイプなので、カチッカチッと2回音がして矢印の位置に引っ掛かりが見えるようになりました。
引っ掛けシーリングボディが11mmのタイプだと、カチッと1回音がして引っ掛かりは見えない状態が取り付け完了位置なので、そこだけ注意しましょう。
本体を軽くゆすってみてガタがないようであれば、コネクタを差し込みます。
あとはセードを取り付ければ完成ですが、この状態でどんな風に点灯するのか見てみました。
明るすぎて発光部以外が暗くなってしまいましたが(汗)、調色タイプはこんな感じに光っていました。
それでは最後のセードを取り付けましょう。
写真のように本体にはセードを引っ掛けるための金具が付けられています。
同じようにセードには引っ掛けるための張り出し部分がありますので、それぞれの位置を合わせてカチッと音がするまで右方向に回します。
セードは引っ掛けているだけなので多少はガタつきますが、軽く引っ張ってみて外れなければ取り付け完了です。
リモコンの比較
双方ともリモコン付きだったのでちょっとだけ比較してみました。
今まで使っていたリモコンはなんとボタンが1つ(笑)。まぁほとんど使ったことはありません・・・。
対して、調光・調色機能が付いているとボタンが一気に増えてリモコンらしくなっております。
まとめ
今回購入したLED照明は明るさを20段階調整できるのですが、試しに今まで使っていた蛍光灯の明るさまで落としてみると8段階下げたぐらいでした(汗)。
そして現在は3段階下げたところで使っていますが、それでも充分明るいので満足しています。
LED照明を検討されている方でもう少し明るさを求めている場合は、1クラス上げた物の方が理想の明るさになるのではなかろうかと思います。
いずれにせよ、現在の価格であれば2~3年で元がとれる計算ですのでおすすめですよ。