ワイパーゴムを自分で交換する方法

2023/11/11

ワイパーゴムをカー用品店などで交換してもらっても、工賃は数百円なので大した出費にはなりません。
ですが、車の部品の中で自分でも簡単に交換できる数少ないパーツのひとつなので、今回はワイパーゴムの交換方法をご紹介します。

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用意する物

用意する物は新品のワイパーゴムと作業用手袋です。工具はほとんどの場合必要ありません。

ワイパーゴムをカー用品店で購入する場合は、売り場に必ずワイパー適合表なる物が置いてありますので、しっかり確認してから購入しましょう。
ネットで購入する場合も同じようにメーカーの適合表を確認してから購入しましょう。

作業用手袋は無くてもかまいませんが、今回は分かりやすくする為に白い軍手を用意したので汚れ具合を参考にしてみてください。

それでは交換していきましょう。

ワイパーブレードの外し方

ワイパーアームを起こした状態でも交換できなくはないのですが、ものすごくやりにくいので、まずはワイパーゴムが付いているワイパーブレードを外します。

外し方は、ワイパーブレードに付いている①の抜け止めロックを矢印の方向に押さえたまま②の方向にスライドさせます
すると下の写真のように外れますのでそのまま取り外しましょう。

外したワイパーブレードと新品のワイパーゴムを並べてみました。

長い方が運転席側で短い方が助手席側です。
こんな感じでほとんどの車種は長さが違いますので、購入の際はよく確認しましょう。

ワイパーゴムの交換方法

それでは交換方法ですが、簡単に言うと引っ掛かっているだけなので、古いのを抜いて新しいのを差し込むだけです。
少し説明すると、ワイパーゴムは写真のように先端側(ワイパーを起こしたとき上になる方)はフリーになっており、ワイパーアーム側(ワイパーを起こしたとき車体側になる方)は抜け止めが付いています。

ですので、この抜け止め付近を掴んでスライド方向に引っ張ってやるとワイパーゴムを抜くことができます。
ゴムが経年劣化で硬化して固くなっている場合は少し力が必要になります。

写真の上側は途中まで抜いているところです。
抜け止め部分の1ヵ所さえ外れるとあとはスルスルと抜けますので、勢い余って近くの物にぶつけないように注意しましょう(汗)。

そしてここでひとつだけ注意があります。

ワイパーゴムには写真のような金属の細長い板が付いています

購入したワイパーゴムに付属されていれば付いていた金属は廃棄してもかまいませんが、付属されていない場合は再利用しますので、折り曲げたりしないように注意してください。

取り付け方は金属がしっかり装着されているのを確認して、ワイパーブレードの車体側からスライドして差し込み、最後に抜け止め部分が嵌ったのを確認できたら完了です。

ワイパーブレードを取り付ける

ワイパーゴムが交換できたらワイパーブレードをワイパーアームに取り付けます。
外すときはロックを押さえながら抜きましたが、取り付けるときは差し込むだけです。
運転席側と助手席側にワイパーがある場合は位置に注意してください。(ほとんどの場合運転席側の方が長いです)

写真の向きでU字フック部分にカチッと音が鳴るまで差し込みましょう。
差し込んだあとは必ず前後に動かし抜けない事を確認してください

これで作業は完了したのですが、最初に言っていた軍手は写真のようになりました。

ほとんど汚れていませんが、右手の親指と人差し指が汚れています。
これは古いワイパーゴムを引き抜くときに付いた汚れで、指に付くとなかなか取れません(汗)。
ですので手袋でなくとも、何かしらの汚れ対策はしておいた方がいいと思います。

まとめ

作業自体は簡単なのですが、改めて説明してみるとなかなかめんどいのかなとも思ってしまいました(汗)。
型番調べて~とかしなくても、カー用品店で数百円でしてくれるのであればそれもアリなのかも・・・。

Posted by おき