洗濯機を分解して洗濯槽の外側の状態を見る
我が家の洗濯機は購入して8年程経ちます。
3、4ヶ月に1回は塩素系の洗濯槽クリーナーを使っていました。
ところがある時、クリーナーを使用後に何度すすぎを行っても黒いわかめみたいな物が出てくるようになりました。
洗濯機に水を溜めて網ですくって、少し回してまたすくって・・・。
もう大丈夫だろうと思い洗濯すると、衣類にわかめが付着するんです。
この時我が家には新生児がいて、衛生的に気になったので思い切って洗濯機を分解してみる事にしました。
パーツをひとつ外す毎に「うわぁ~」ですよ。
そして最後の洗濯槽を外した時は妻と二人で悲鳴物でした。
まさに見てはいけない物。
黒いわかめがびっしりで、すくってもすくっても出てくる理由がそこにありました。
もちろんそれらはキレイに洗い流し、ピカピカにして組み付けました。
それから3年が経ちます。
もちろん3ヶ月に1回は塩素系の洗濯槽クリーナーを使用していましたが中はどうなっているでしょうか。
洗濯機を分解し洗濯槽を取り外す
我が家の洗濯機です。
それでは早速分解していきましょう。
使用する工具は、ドライバーとソケットレンチです。
この記事を読んで行った行為によって生じるいかなる損失・損害に対しては、一切の責任を負いかねます。
電源とホースを外す
まずはコンセントからプラグを抜きます。
一緒にコンセントに繋がれている緑色の線(アース線)は、作業する上で邪魔にならなければそのままでも問題ないです。
次にホースですが、まずホースが繋がれている水道の蛇口を閉めます。
(蛇口を閉めずにホースを外すと大惨事になりますよ。)
そして蛇口からホースを外しますが、外した時にホース内に残っている水が出てくるのでタオル等を巻いて対処しておきます。
外し方は、写真と同じ様な形状であればワンタッチ式ですので、引っかかっているツメを起こしてその部分をホース側にスライドすれば外れます。
洗濯機側もホース内の水に注意しながら外します。
洗濯機から洗濯槽を取り外す
操作パネルを外す
我が家の洗濯機の操作パネルはネジ1本で止まっています。
写真のドライバーで指しているネジですが、普段はシールが貼られているので剥いで外します。
後は操作パネルを左にスライドすれば外れます。
パネル裏の線を外します。
コネクタは爪が引っ掛かっていますので指で押して引き抜きます。
写真では一番下の矢印になりますが、これは脱水時の洗濯物の偏りを感知するセンサーの線で若干取り外しに苦労しますが、パーツを割らない様に気を付けながら外します。
洗濯機の上部カバーを外す
まず操作パネルを外すと出てくる丸印のネジを外します。
次に裏側にまわり丸印のネジを外します。
そのカバーを外すと、今度は丸印の位置にネジがあるのでこれを外します。
全部で6個のネジで止まっていました。
ネジが全部外れるとこんな感じで持ち上がりますが、矢印の所にまだホースと線が残っています。
これを外すとなると結構大掛かりになってくるので、断線させない様に置いておきます。
私は置く場所がなかったので、棚にロープをくくり付けて吊るしました。
さぁ、ここからいろんな物があらわになってきますよ~(笑)。
洗濯槽のカバーと回転する羽を外す
丸印の位置にネジがあるので外します。
外れるとこんな感じです。
次に洗濯槽の底の部分(回転する羽)を外します。
これは真ん中のネジを外すと外れます。
が、シャフトが錆びついていたりするとなかなか手強いかもしれません。
「絶対に外してみせる」という強い意志をお持ちの方でしたらスプレー式の潤滑剤等を使ってもいいと思います。
何度か洗濯機を回せば流れて行くでしょうが、外れなかった場合は槽の中に潤滑剤が残る事になります。
そんな私も前回分解した時は、この羽の取り外しに一番時間が掛かりました。
潤滑剤を噴いて暫く放置して、前後左右から押さえたり引っ張ったりを繰り返しやっとの事で外せました。
今回は前回外していた為か、スポッと取れました。
回転する羽の裏側です。
洗濯槽の淵もそうなんですが、キレイではないですけど前回より遥かにキレイです。
前回の羽の裏側なんてお見せ出来るレベルを大幅に超えておりました(汗)。
白い部分と黒い部分の量が同じぐらいだったような・・・(大汗)。
洗濯槽を外す
洗濯槽はソケットレンチを挿している位置にネジ4個で止まっていますのでこれを外していきます。
ネジをゆるめる時に一緒に洗濯槽も回るので、しっかり洗濯槽を持ってゆるめます。
止まっているネジが外れましたらいよいよ洗濯槽とご対面です(怖)。
分解洗浄後、塩素系の洗濯槽クリーナーを3ヶ月に1回使用して3年経過の洗濯槽がこちらです!
前回の光景があったので予想外にキレイでした。
上の方の茶色の部分なんかは、洗濯槽クリーナーを使用しても落とせなかった所がそのまま堆積していったみたいな残り方になってますね。
大外の槽はこんな感じです。
こちらも前回はなんだかドロドロした物が付着していたのですが、今回はお見せできます(笑)。
まとめ
前回の状態が余程悪かったのでしょう。
黒いわかめが見当たりませんでした。
しかしながら3ヶ月に1度の洗浄では3年経つとこの状態になる事が分かりました。
では1回の洗浄でどの程度汚れが落ちているのでしょうか。
見てみたいですよね?
という事で分解した洗濯機を何もせず一度元に戻します。
そして洗濯槽クリーナーを使用後、再度分解してその効果を確認してみます!
使用するのはアリエール 洗たく槽クリーナーです。
その効果はいかに!?