DIYで木製コンロを製作
子供がままごと遊びをしている時に鍋やフライパンを持ってキョロキョロ。
何をするのかと思いきや、その辺りのそれっぽい台の上に置いてエアースイッチを掴み「がちゃがちゃ」。
これを見たときに何かコンロっぽい物を作らねばと思いました。
第一弾:紙製コンロ
まず最初に作ったのがこちらです。
調度いい大きさの空箱があったのでラップの芯と折り紙を使って作りました。
もちろんスイッチも回ります(笑)。
ですが、やっぱり紙は脆いですね。
まず回るスイッチが取れ、続いて火に見立てたラップの芯が取れ、最後は空箱自体が破れました。
壊れる度に妻がテープ等で補修して使っていたのですが、流石に見兼ねて第二弾を作る事にしました。
材料調達
子供でも楽々持てる軽い木を探していると100円ショップで発見しました。
その他にも使えそうな工作木材がたくさんあったので買い漁ってきました。
締めて800円。安いですよね~。
材料の余り物ですが、こんな板と円柱状の木材に、丸とハートにカットされた木材、後はキズ防止用のフェルトです。
第二弾:木製コンロの製作
設計図も何もありません(汗)。今回はイメージだけで突っ走ってみました(笑)。
使用した道具はのこぎり、スケール、ヤスリ、木工用ボンドです。
ドリルドライバー、ドリル、木ダボドリル、木ダボも使用しましたが、無くてもコンロにはなります。
外形を決めてのこぎりでカット
まず、おもちゃの鍋を板の上に置いていいぐらいの寸法を出します。ちなみに私が出したコンロ面の寸法は、幅280mm×奥行150mmです。
この板をベースに残り5枚の板の寸法を出して罫書きます。
今回作った物は前面の板が高さ65mm、背面の板が高さ135mmで、側面と底面はそれに合わせた大きさです。
これらをのこぎりでカットして切断面をヤスリで整えます。
これで外形の板が揃いました。
スイッチ部分の製作
次にスイッチ部分を作っていきますが、ここで登場するのが木ダボです。過去に作った絵本棚の余りですが。
まず、前面パネルのいい所に9mm(木ダボが8mmの場合)の穴を開けます。
そして円柱状の木材を持ちやすい適当な厚みで切り、背面に木ダボドリルで浅めに穴を開けて木ダボを挿します。
それを前面パネルの穴に挿して裏側に抜け止めをします。
私の場合、コンロ面に付けている丸にカットされた木材が2個余っていたのでスイッチの抜け止め用に使用しましたが、見えなくなるので何でもいいと思います。
こちらもスイッチと同じように木ダボドリルで浅めに開けてスイッチを挿しますが、余り浅すぎるとスイッチがガタガタになるし、深すぎるとスイッチが回らなくなるので注意します。
これでスイッチ部分完成でもいいんですが、なんだかさみしいので板を適当な大きさにカットして摘みを作りました。
穴開け工具が無い場合は、ボンドで貼り付ければ完成です。
コンロ面の強度対策
紙よりは強いでしょうが、踏まれると割れるかもと不安になったので少しだけ強度を上げておきます。
コンロ面内側の周囲(内側の側面の見えない所)に10mmぐらいにカットした板をボンドで貼り付けました。
これでコンロ面の板が10mmの板の上に乗る形になるので、上からの力には強くなっているはずです。
パーツを貼り合わせる
後はそれぞれのパーツをボンドで貼り合わせていくだけです。
五徳に見立てた丸い木材に色と模様の違いがあって配置に少々てこずりました(汗)。
そして100円ショップで思いついたハート型木材の登場です。
これは子供に貼らせてみようと思ったんです。
全部で10個、さぁどの様に貼るでしょうか。
「この面に貼っていいよ」とは一切言わずに好きな模様を取らせて、ボンドを塗ってあげて自分で貼らせた結果、こんなのが完成しました。
木製コンロ完成
いいじゃないですか。3歳にしてはなかなかのセンス(親バカです)。
正面の部分に6個だけ使って、4個はいらないんだそうです。
そんな感じで完成しました。
裏面にはキズ防止用のフェルトを貼っています。
鍋やフライパンのおもちゃを乗せるとこんな感じになります。
まとめ
持った感じは不安なくらい軽いんですが案外丈夫です。
子供も手を加えているので結構遊ぶかなとか思ってたんですが、紙製コンロの方がよく遊んでました。
子供の好奇心なんてそんなもんです(笑)。