アリエール洗たく槽クリーナーの効果を洗濯機を分解して確認

2023/11/11家電製品

前回紹介した様に、3年前に1度分解して洗濯槽を掃除しました。
それから3ヶ月に1回は塩素系の洗濯槽クリーナーで洗浄しています。
そんな洗濯機の中がどうなっているのか、再度分解してみました。
分解した結果はこちらをご覧下さい。

そして今回は分解した洗濯機を何もせず元に戻し、洗濯槽クリーナーを使用後、再度分解してその効果を確認します。

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今回使用する洗濯槽クリーナー

まず洗濯槽クリーナーには塩素系と酸素系の2種類があり、それぞれに特徴があります。

  • 塩素系
    • 汚れを分解する
    • 殺菌効果に優れている
    • 取扱いに注意が必要
  • 酸素系
    • 汚れを剥がし取る
    • 使用時のニオイがない
    • 殺菌効果は塩素系よりも劣る

そして今回は使った事のない酸素系で、身近にある洗濯槽クリーナーアリエール 洗たく槽クリーナーを試してみました。

ただこちらは、裏面に赤字で

ドラム式洗たく機では、一部不具合が起こる可能性があるため、ご使用をお控えください。
とありますので、使用の際はご注意下さい。

そしてもうひとつ気になった洗濯槽クリーナーの記事もこちらにありますので、合わせて読んでみてください。

つけおきなしの標準コース

それでは分解した洗濯機を元に戻して実験開始です。
まずは使用方法にも書かれている標準コースでどれだけ汚れが落ちるのか。

洗濯機に全量入れ、高水位に水量を合わせて、標準コースでスタート。

動き始めました。
水は白く濁って見えますが、泡立っていてシュワワーって感じです。

・・・29分後。

う~ん。
洗濯槽の中は何も変わりありません。

では分解してみましょう。

回転する羽の裏は何の変化もありません。
続いて洗濯槽です。

パッと見た感じは変わりないんですが、よく見ると中央から下にかけて何やら白いプツプツが出来ています。
これは汚れが浮き始めてきている状態なんです。
実際に1つのプツを爪で剥がしてみると、ピカピカの部分が現れました。

ちなみに大外の槽ですが、なんら変わりありません。

つけおきなしの標準コースのまとめ

もう少し期待していたのですが、結果はほとんど変わりありませんでした。
新品からの使用で、3ヶ月とかであればこのコースで十分なのかもしれませんね。

汚れがひどい場合

標準での使用方法は残念な結果になりましたが、もうひとつ条件があります。
それは使用方法にも書かれている
汚れがひどい場合
です。
という事でまた元に戻します。

ぬるま湯で1時間つけおきの標準コース

汚れがひどい場合の使用方法に
ぬるま湯(40℃程度)を使うと効果的です。
とあります。
しかしそれだけでは少し心配なので(笑)、1時間つけおきしてみます。
それでは早速やってみましょう。

ザザーッ、ピッピッピッ、スタート。

1時間つけおき後、数回まわして止めた時の写真です。
白く濁った水の中に白いゴミが漂っています。
これは少し期待出来そうですね。

終了しました。
羽に数ヵ所ゴミが付着しています。
それでは分解していきます。

羽の裏ですが、中央部分の黒い物は手強いみたいです。
こちらは変化ありませんでした。
それではゴミが浮遊していた洗濯槽を見てみましょう。

おおーっ!
完全と言うにはまだまだ遠いですが、中央部分がピカピカになっています。
上の茶色の部分も汚れが浮き上がってきているのが分かりますね。
下の方は汚れが剥がれている所とそうでない所の斑になっています。

大外の槽はほぼ変わりありませんが、微妙に汚れが落ちています。

ぬるま湯で1時間つけおきの標準コースのまとめ

つけおきなしの標準コースを行った後の直後なので、同じ状態ではありませんがかなり効果が変わります。
つけおきするにしても酸素系なので洗濯槽にも安心で、ニオイもありません。
1ヶ月に1回の頻度でこれを行うとすれば、非常に効果がありそうですね。

分解洗浄

洗濯槽クリーナーの効果もわかったので手洗い決行です。
まずは洗濯槽。

続いて大外の槽。

羽の裏。

洗濯槽のカバー。

そして元通り。

まとめ

1日で3回分解して元に戻しました。
なかなかの労力でしたが、洗濯槽クリーナーの効果も分かってキレイになったのでヨシとします(笑)。
しかしこんな事をしてしまうと1ヶ月に1回の頻度よりも、1年に1回の頻度で分解洗浄してと言われそうです(汗)。

よく購入されている洗濯槽クリーナー

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Posted by おき