木ダボの使い方とあると便利なマーキングポンチ
木ダボを使ってDIY!
って言っても木ダボってどうやって使うの?ってなりますよね。
そこで、ここでは簡単にですが木ダボの使い方を写真付きで説明していきますよ。
木ダボを使うメリット
木ダボを使う最大のメリットは、何と言っても釘やネジを使わないので、仕上りがきれいになるという事です。
後は、小さな板同士を接合して大きな板に出来たり、接合箇所双方に穴を開けてからつけるのでズレが起こりにくい等でしょうか。
作業内容的には釘やネジの方が楽なんですけどね(汗)。
使用する工具と材料
今回使用する工具類はこちらになります。
まず材料(板)ですね。
それと、木工用ボンド、木ダボ、ダボ用マーキングポンチ、木ダボドリル、ゴムハンマー、ドリルドライバーです。
写真にはありませんがスケールと筆記用具も必需品です。
あと、クランプがあれば完成度と強度が上がりますが、無くてもなんとかなります(笑)。
木ダボを使った作業手順
それでは作業を始めましょう。
切り板に木ダボを打つ場所をけがく
まずは木ダボを打つ場所を決めます。
間隔は広すぎると強度が出ないし、狭すぎると接合が大変になるので、適度な間隔で打ちましょう。
私は目安として200mm以内にしています。
今回は幅180mmの板だったので間隔は120mmにしました。
木ダボドリルで穴を開ける
ケガキが出来たらドリルドライバーを使って穴を開けますが、かなり重要工程です。
穴位置のズレはこの工程ではさほど問題ではありませんが、出来る限り垂直に開けましょう。
穴が斜めに開くと木ダボも斜めになるので、接合する板がずれてしまいます。
ある程度の修正は効きますが、穴を開ける前にドリルドライバーをいろんな角度から見て、垂直になっているのを確認しましょう。
普通のドリル(キリ)でも穴は開きますが、木ダボドリルだとドリルのセンター出しが容易にでき、穴の開け過ぎもなくなります。
接合する板にけがく
次は接合する側の板にケガキをしていきます。
先程開けた穴と同じ位置にけがいて穴を開ければ木ダボは入るはずですが、けがいた位置に1mmのずれもなく穴が開いているでしょうか?
私は自信がなかったので、ダボ用マーキングポンチを使用しました。
使い方は簡単です。
まず写真のように開けた穴にセットします。
あとは接合したい切り板の接合面を、位置を合わせてマーキングポンチの上に乗せて押さえます。
するとこのように穴のセンターをけがいてくれます。
接合する板に穴を開ける
先程開けた時よりも更に重要工程です(笑)。
今度はずれてもいけないし、限りなく垂直に開けなければなりません。
かなりプレッシャーを与えていますが(笑)、木ダボが双方の穴に入れば後はなんとかなります。
なので少々のズレと角度は大丈夫ですが、双方の穴に入らないようだと違う場所に打ち直さなければいけません。
木ダボを挿し接合する
双方に穴が開いたら、片側の切り板に木ダボを挿しますが、挿す前に木工用ボンドを入れてから挿しましょう。
次に接合しますが、やはりここでも木工用ボンドを接合部分に塗布しておきます。
あとは穴位置と木ダボを確認しながら挿し込みます。
この時ずれていたり、入りにくい場合はゴムハンマー等で叩いて修正します。
はみ出たボンドは乾く前にきれいに拭き取っておきましょう。
まとめ
やはり作業工程が多いので大変ではありますが、出来上がりはきれいに仕上がります。
ネジや釘等の金属を一切使用しないので、幼児向けの道具なんかにもぴったりだと思います。
私も幼児用の絵本棚を製作していますのでよかったらご覧下さい。