蛇口のパイプ部分から水が漏れだしたときの修理方法
年末大掃除で洗濯機の下を掃除しようと思い、ホースのゆとり分ぐらい移動させました。
そして掃除が終わって洗濯機を元の位置に戻したときに、蛇口の下部にキラリと光るものが・・・。
どうやら移動させたときにホースを引っ張ってしまったようです(汗)。
水漏れ箇所
写真の緑の矢印部分(パイプナット部)から少量ですが漏れています。
このまま放置しておくと床に水たまりができてしまうので、ひとまず蛇口を閉めてパイプ外径を測り、ホームセンターへパッキンを買いに行きました。
購入したパッキンと使用する道具
今回水漏れしている箇所はパイプナット部なので、パイプ外径に合ったこちらを購入しました。
自在パイプ取付パッキンと言うみたいですね。
私も名称は知らなかったので、挿絵を見て購入しました。
お値段は200円程です。
そして使う道具はモンキーレンチです。スパナでも問題ありません。
ただ、我が家の場合ですとパイプナットが28mmだったので、少し大きめのサイズが必要になります。
ちなみに今回使ったのは250mmのモンキーレンチです。
パッキンの交換方法
まず蛇口を閉めます。
取り外し箇所が蛇口より後の部分ですので元栓は締めなくても大丈夫です。
パイプナットを緩める
次にモンキーレンチでパイプナットを緩めますが、おそらく思っている以上に締まっていないと思いますので、このときの締め加減を覚えておきましょう。
そして緩めたときに蛇口内に残っている水が出てきますので、タオルで受けておくのが無難です。
そんなにキズが付く事もないですが、写真のように保護しておくとキズの心配がなくなりますよ。
取り外したパイプ(蛇口の先)はこんな感じです。
パッキンも少し傷んでいたのかもしれませんね。
そこに外部から負荷がかかって隙間ができたのかもしれません。
パッキンの交換
パッキンの取り外しは引っ張れば簡単に外れます。
ここで付いていたパッキンと新しいパッキンを比較してみました。
割と形状が違うんですが・・・(汗)。
メーカーによって微妙に違うのかもしれませんが、ここは進めて行きますよ。
取り付けもパイプにはめるだけですが、それぞれに向きがあるので注意しましょう。
白いプラスチックは外径が大きい方が蛇口本体側、パッキンは溝が蛇口本体側です。
パイプの取り付け
ここまで出来れば後はパイプを挿してナットを締めるだけです。
パイプは少し入りにくいですが、写真の位置ぐらいまでは手で挿し込みましょう。
そしてナットを最初締まっていたぐらいの締め加減で締め付けます。
締めすぎるとパイプが回らなくなるので注意しましょう。
最後に蛇口を開けて漏れていなければ完成です。
まとめ
パッキンの向きだけ注意しておけば、そんなに難しい作業はないので10分もあれば交換できると思います。
自分で交換すればパッキン代の200円程度で済むので、チャレンジしてみてはいかがでしょうか。