ツールBOXを使ったベイブレード収納ケースの作り方

2023/11/11DIY, 子供の道具

子供たちに人気のベイブレードバースト。
意外と作りが良くて、私も子供と一緒に組み合わせを考えながら「3・2・1 Goシュート!」ってよく遊んでます(笑)。
で、遊び終わったらベイスタジアムの中にガラガラガラ~っと片付けていました。
ですがこれ、おそらく数が増えていくんだろうなぁと思い、子供に内緒で収納ケースを作ってみました。

スポンサーリンク

購入した材料

まず今回購入した材料はこちらです。

ケースはホームセンターで売っていたツールBOXを使用します。
一応100円ショップにあるツールBOXも見てみたのですが、やはり外装と開閉ロックが弱いので今回は丈夫な物を選んでみました。
そしてケース内に使用するウレタンフォームとUボルトも同じホームセンターで購入し、MDF材だけ100円ショップで購入しました。
全部で1650円となかなかいい感じの値段で収めることができました。

ちなみにツールBOXの中はこんな感じになっています。

ベイブレードケースの作り方

それでは早速作業に取り掛かりましょう。

ウレタンフォームでベイ収納部分の作成

まずはツールBOX内を測り、内寸よりも少しだけ大きめ(2~3mm)にウレタンフォームをカットします。

写真のように切り取った2枚に、それぞれ小穴と大穴を開け重ねて使用します。
キレイにカットするコツは、刃を新品の状態にしておき、定規を軽く当てて4~5回に分けて少しずつカットしていきます。

続いて穴を開けていきます。
まず、紙に穴位置を記したものを用意してウレタンフォームにマーキングします。
直接マーキングしてもいいですが、今回は同じ物を2セット(4枚分)作るので使い回しができる物を用意しました。

では写真のコンパスカッターを使って穴を開けていきます。
が、なかなかキレイにカットできません(汗)。
いろいろ試行錯誤した結果、開けたい径と同等の外径を持つしっかりした物でウレタンフォームを押さえつけながらカットしたところ、まずまずキレイに切れました。

左がコンパスカッターで、右が金具で押さえつけてカットした物です。
断面の滑らかさが違いますね。
押さえつける物は金具でなくてもゼリーの容器や芯棒など、開けたい外径に近ければ何でもいけると思います。

そして2セット分の穴を開けたのがこちらです。

おそらくこれに一番時間がかかると思いますが、気合いで乗り切りましょう(笑)。

MDF材で土台の作成

次にMDF材を使って土台を作っていきます。
まずは先程作った収納部分と同じ大きさにカットします。

そのままでも使えますが、この上に先程作った収納部分を付けて使うつもりなので、穴からMDF材が丸見えになってしまいます。
そこで手持ちの余っていたカッティングシートを貼り付けてみました。

かなり適当に貼り付けたので歪みまくりの寸足らずですが、問題なしです!(笑)
カッティングシートは100円ショップにも売っていますので、お好みで貼ってみてください。

続いてこれにUボルトを付けるための穴を開けていきます。

私はドリルを使いましたが、無ければ先がねじになっているフックなどをねじ込んで穴を開けておき、プラスドライバーでグリグリしても開けることはできます。
穴が開いたらUボルトが入るのを確認しておきましょう。

次は裏面に幅1cmでカットしたウレタンフォームを写真の位置に両面テープで貼り付けていきます。

ここまでできたらUボルトを取り付けますが、付属のナットは2個しかついていないので2個足りません
今回は手持ちで袋ナットを持っていたのでそれを使いましたが、Uボルトを購入するときに一緒にナットも購入するのをおすすめします。

Uボルトを取り付けたら収納部分を貼り付けていきますが、そのままでは付けれません。

写真のように、上側の真ん中にUボルトをかわす穴を開け下側は切り込みを入れてナットをかわせる程度の一部分をカットします。
そしてこれらを両面テープで貼り合わせるとこんな感じになります。

もうおわかりだと思いますが、ツールBOXの深さを利用して2段構成にしてみました。
ちなみに裏側はこんな感じです。

写真のような先端が丸くなっているナットが袋ナットです。
持ち上げたときには底面になるので、そんなに触れることは無い場所だと思うのですが安全を考慮してみました。

中皿部分の作成

最後に中皿部分ですが、ここはランチャーの収納場所にしようと思います。
そのままでも充分かもしれませんが、ウレタンフォームも余っていたのでこんな感じにしてみました。

それぞれの穴にランチャーが入るようになっています。

ベイブレードケースの完成

これですべて完成しました。
全部をツールBOX内に収めるとこんな感じです。

そしてベイブレードを入れるとこんな感じです。


2段式なので全部で16個収納可能になっており、中皿部分のランチャーも自由に置き換えることができるように作ってみました。

まとめ

完成したケースにベイブレードを収納して子供に渡してみました。
まず蓋を開けて、中皿を取り出し、ニンマリ。そして上段を持ち上げ下段を確認したあと、すべてを元に戻し蓋を閉めてニンマリ。
いや~、このニンマリが見れると作った甲斐がありますね(笑)。

今回の製作費用は手持ちだった物を加算しても2000円以内に収まりそうです。
お好みのケースを探して作ってみてはいかがでしょうか。
きっと子供のニンマリが見れますよ。